仲間


福島県南相馬市の取引先、(有)丸上青果の岡田社長が河北新報に取材を受けたそうです。
丸上青果さんとは、東日本大震災の少し前くらいからのお付き合いです。順調に取引が順調に進んでいた矢先、震災が起こり福島は大きな被害を受け、岡田社長もご家族と一時、仙台に避難して来られました。
その後、少しずつ販売ができるようになっても『福島県産』というだけで売れない時期が長く続いたそうです。
ダイゲンは、何とか力になれればと、中澤常務が率先して丸上青果の商品を購入しました。
「何もかもが手に入りにくいこの時に、どこ産がどうの、なんて関係ない。ましてや、同じ震災を経験した宮城が福島県産を受け入れないでどうする」と…
岡田社長も、ダイゲンに迷惑をかけてはいけないと、きちんを調べた商品を出荷していたそうです。
そんな中澤常務の思いを岡田社長は「今でも感謝している」取材で話して頂いたようで
『取引先だった仙台市の仲間が恩人です』と掲載されました。
が、もっと色々話したらしく「2行しかなかった!記者に文句言ったら改めて取材するって」と(笑)
岡田社長、充分ですよ💛アイデアマンで、行動力がある素敵な方です。そして新聞の写真よりイケメン✌

南相馬市小高地区に公設民営型スーパー、12月に開業https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180630_63053.html

いちじくの甘露煮

私流の作り方なので、参考まで。ちなみに、我が家はIHです。ワインやレモンを入れて煮る方もいるようですので、お好みの味を見付けてみては♪
私も、いつもはしょうゆを入れないのですが、頂いた甘露煮が甘じょっぱくて美味しかったので、ちょっとアレンジしてみました。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやアイスに入れて食べるのもおススメです✌
カレーを作る際に チャツネの代わりに細かく刻んで混ぜたり、肉料理とは相性が良いのでお肉を焼いて、醤油・酒と細かく刻んだ甘露煮と汁を少し煮詰めたソースで絡めると美味しいそうです。
先日、載せたように「いちじく」は健康・美容効果が期待できる果物です。いくら体にいいとはいえ甘露煮は甘いので、くれぐれも食べ過ぎには注意して下さいね。

1.
洗ってヘタを切り、水分をきる
(写真は、2㎏分)

2.
砂糖、酢、しょうゆを入れて鍋を揺すって混ぜ、フタをして弱めの中火で煮る。
水分が少ないので、焦げないように注意。
(分量は、お好みで。私は、砂糖400g・酢1カップくらい・しょうゆ少々)

3.
煮始めて約1時間後。
水分が出てきて鍋パンパンだった、いちじくが2/3くらいに減ってきました。
まだまだ弱火でコトコト。

4.
煮始めて4時間後。
1/3くらいになってきました。
ほぼ完成。

いちじく(無花果)

花を咲かせずに実をつけるように見えることが由来とされていますが、実は花がないわけではなく、実の中の赤い粒々のところが花。実も花も同時に食べる不思議な果物です。

昔から、中国では『不老長寿の果物』といわれ、栄養価や薬効が高いと重宝されていました。
食物繊維・鉄分・カリウム・カルシウム・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCなどをバランスよく含んでいます。
近年では、ガン細胞を麻痺させる可能性があることや、果汁から抽出した抗ガン物質「ベストアルデヒド」がガン抑制に効果が期待できると研究されています。

※美肌・便秘解消※
メラニン色素を抑えることで美肌効果が期待されている「ザクロエラグ酸」、アントシアニン・エピカテキン・クロロゲン酸・没食子酸・ルテインなどのポリフェノール類を豊富に含むため、活性酸素を抑え細胞の酸化を防いでくれる抗酸化作用が高く、美肌やアンチエイジング食材として人気が出ています。
100g中の食物繊維量が1.2gと全体でみると果実類の中では「中の上」くらいですが、ペクチンなどの水溶性食物繊維が多く、りんごやオレンジの2倍以上、果物トップグループの含有量です。
水溶性食物繊維は便の水分状態を整え、便秘の解消だけでなく、下痢止めにも利用する成分なので、便秘と下痢を繰り返すようなタイプの方にもピッタリです。また、腸の善玉菌を活性して腸内環境を整えてくれるので、便秘による肌荒れの改善、美肌効果も期待できるでしょう。

♬女性の味方♬
女性ホルモンのエストロゲンと同じような「植物性エストロゲン」が種子に大量に含まれていることが発見されています。ホルモンバランスを整えることでPMS(月経前症候群)・不妊・更年期などの症状の緩和が期待できます。

豊富なビタミン・ミネラルは、生理前に具合が悪くなる方やピルを服用している方に不足が指摘されているビタミンB6は、欠乏すると脂漏性皮膚炎などによる湿疹・貧血・免疫力低下・アレルギー・イライラや憂鬱感などの精神症状を起こすとされています。
ビタミンB6は、タンパク質を摂取するほどに消費されるビタミンでもありますので、ダイエット中の方も意識して摂りたい栄養素。

果物の中では鉄分が多いため、貧血の予防・改善にも役立ちます。薬膳などでは、いちじくは果物の中では珍しい体を温める貴重な食品なので、冷え性にも効果が期待できるでしょう。

※栄養補給に※
プロテアーゼというタンパク質分解酵素の一種「フィシン」が含まれているため、食事の後のデザートとして食べると胃もたれの予防や改善にもなります。フィシン以外にもアミラーゼやリパーゼなどの消化酵素も含んでいるため、糖質や脂質の消化促進にも効果を発揮します。
100gのカロリーは54㎉と比較的高めですが、いちじくを食べることによるタンパク質の吸収・基礎代謝のアップや、水溶性食物繊維ペクチンには糖の吸収を抑え血糖値を穏やかに上昇させる働きもあるので、大量に食べなければ肥満などの心配はないでしょう。

※干しいちじくの効果※
乾燥させると水分が減った分、ビタミンB群・ポリフェノール類・植物性エストロゲンの含有量が増えます。1日3個で1日に必要な鉄分やカルシウムを摂取できるともいわれていますが、整腸作用が強いこととカロリーも高いので食べ過ぎには注意して下さい。