野菜の高騰がなかなか落ち着かない中、許せない事件が起きました。
1月31日、佐賀県の畑で白菜約500個が盗まれました。警察によると、約17アールの畑に植えていた白菜のうち約2アール分が根元から切られてなくなっていて、高値の白菜が狙われたとみている。
農家の方は、白菜の切られ方などから、複数の人物が何日かに分けて、軽トラックなどで持ち去ったのではないかと。「夏から育ててきてこのざまだ。ひどい」と嘆いているそうです。
昨年の台風の影響や今冬の厳しい寒さが生育を妨げ、関東圏では1個600~800円以上もするスーパーもあるそうです。
全国的に不作で仕入先を探すだけでも一苦労しているのは、私たち仲卸も同じ。
盗んだ白菜を買わせられるお客様も気の毒。農家の方も、この寒さの中で作業されてやっと出荷する、という時にこんな事態になるのは本当に許せないでしょう。
犯人には「盗んだ商品で利益を得ても、人生の不利益になる」ことを学んで欲しいです。